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題材は歌舞伎の名作の場面・歴史物語等々から選ばれる。中には現在の社会状況を加味したものもある。構想がまとまると鉛筆で下書きして色を付ける。下絵はねぶた作りの要といわれ、設計図そのものである。 |
「顔」・「手」・「足」・「刀」・「槍」・などの細部をあらかじめ作っておく。割出しには、比例式で寸法を計算する。題材が早く決まれば、小屋がけが始まる寸前まですすめておく。 |
ねぶた小屋の大きさは、横幅12m・奥行き12m・高さ7mで、協会の管理で4月中旬に建てられる。なお、各人の小屋入りはラッセランド内の所定の場所に入ることになるが、複数のねぶた制作の場合、制作グループ等々が配慮されている。 |
骨組みは角材で支柱を組み、針金で形を作り、事前に準備している顔面・手足等を配置しながら進められる。(使用する針金の総体使用量は150kg)昭和30年頃までは、針金を使わず竹で骨組みを作っていた。 |
昔はろうそくを使っていたが今では専門の配線工を使ってねぶたの内線に20W~100Wまでの電球や蛍光灯を600~800個ほど取付ける(総容量は約2万W)。電源として発電機(軽油使用・40kW)を台車内に固定し、排気のダクト関連装置を設置。 |
和紙(奉書紙)を約2,500枚を使用する。紙1枚は新聞紙片面の大きさで延べ1,400mとなる。針金に糊(木工用ボンド)で一区画ごとに貼り付ける作業で約10~20人を必要とし、紙貼り専門のオバさんに役割が回ってくる。中でも顔面貼り等の重要部位は経験豊かなベテランの作業となる。ここまで来ると、かなりねぶたらしくなる。 |
墨で形を取る。純白のねぶたに墨で顔や手足、衿、帯、着物の柄などを書き分けていく。迫力をかもし出す筆法で書き分けていく。 |
着色の前に色の混濁を防ぐため、パラフィンで縁取り作業をする。着色材料は染料と水性顔料だが、ねぶた師それぞれの独自の調合があるとのこと。筆やエアブラシで着色をするが技法も秘。 |
残った白地に色をつける。染料と水性顔料を使い、筆書き又はスプレーで染色する。これでねぶたの本体は完成。 |
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